あの鷹巣町のその後

前後編:2005年/180分/ DVCAM/自由工房作品
続編:2006年/59分/DVCAM/自由工房作品
☆上映会貸出 ☆DVD販売
製作 工藤充/演出 羽田澄子/撮影 宗田喜久松、西尾清、相馬健司/整音 滝澤修/ピアノ 高橋アキ

あの鷹巣町に、いったいなにが起きたのか?

前後編
『住民が選択した町の福祉』、『問題はこれからです』に続く、秋田県鷹巣町を取材した3作目。
秋田県鷹巣町は、1991年に高齢者福祉の充実を掲げた若い岩川氏が町長に当選して以来、住民参加を基礎にして高いレベルの高齢者福祉を築き上げてきた。ところが2003年の町長選挙で、岩川氏は、町村合併を推進する対立候補に大敗してしまう。新しい町長は「福祉のやり過ぎ」と言い、町の福祉政策は大きく変化した。いったい何が鷹巣町に起きたのか。
この映画では、福祉政策を進めてきた鷹巣町を振り返るとともに、2003年以降、多くの関係者に取材を重ね、2005年に町村合併で北秋田市が誕生するまでを追った。

続編
続編は、2005年に北秋田市と新市長が誕生してから1年たった2006年3月26日に、合併後初めて行われた市議会議員選挙を取材したものである。北秋田市の市議会は在任特例で、旧町の議員71人がそのまま残って構成されていたのだが、この選挙で議員は26人になった。どのようなメンバーが市議会を構成することになるかは、北秋田市の今後の行方を左右する大きな問題だ。選挙の行方とともに町の人々の様々な意見をこの続編では記録している。